和歌山県工業技術センターでは、フードプロセッシングラボの開設に先立ち、ラボの概要と食品加工に関する技術情報の紹介を目的に、今年度、フードプロセッシングセミナー(全3回)を開催しました。
平成29年12月8日(金)、第3回目のセミナーを「食品の化学分析・物性測定」をテーマに行い、約30名の方にご参加いただきました。
本セミナーでは、株式会社山電の渡邊洋一氏を講師に迎え、食品のテクスチャー(食感)測定の基礎について、さまざまな事例を挙げて解説いただきました。また当センターからは、フードプロセッシングラボの設備等概要と、食品成分の機器測定による分析評価について、紹介しました。
ご多忙の中、ご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
来年度は、フードプロセッシングラボの見学会を兼ねたセミナーを企画しています。ぜひご参加いただき、当ラボの利用を検討いただきますようお願いいたします。
内容
1)紹介「フードプロセッシングラボについて」
和歌山県工業技術センター 副所長 兼 食品産業部長 高辻 渉
2)講演「食品の分析・評価 ~分析・評価から何が分かるか~」
和歌山県工業技術センター 食品産業部 主査研究員 中村 允
3)特別講演「<<やさしい>>食品のテクスチャー(食感)測定」
株式会社 山電 専務取締役 渡邊 洋一 氏
4)フリーディスカッション
2017年12月14日