日本食品科学工学会第70回記念大会において、当センター職員が同学会奨励賞を受けました｜和歌山県工業技術センター

令和5年8月24～26日に京都女子大学で開催された日本食品科学工学会第70回記念大会において、当センター職員が同学会奨励賞を受けました。

○　受賞の概要

1. 1. 受賞名
      日本食品科学工学会奨励賞
   2. 関係職員
      食品開発部　主査研究員　片桐実菜
   3. 業績題目
      小麦粉及び地域農産物の加工特性に関する研究
   4. 業績の概要
      小麦粉や地域農産物を対象にした、食品加工特性に関する研究成果が評価されました。
      小麦粉については、小麦粉製品の特性に大きな影響を与えるドウ（生地）の物性を内在酵素に着目して検証し、小麦粉製品の新たな調整法や安定化に寄与する知見を示しました。また、わが国の伝統的な小麦粉加工品である手延べ素麺について、機械麺との違いや製造後の貯蔵に伴う物性変化を解明しました。
      さらに、梅を対象に、梅内在ペクチンや香気成分の加工工程中の変化を解析し、新規梅加工品の製造方法を確立しました。

授賞式記念写真

授賞盾