工業技術センターの藤井主査研究員、馬場副主査研究員、芳井副主査研究員、西山主査研究員、化学技術部長 森の共著による論文が、公益社団法人日本化学会(The Chemical Society of Japan)が発行している学術誌「Chemistry Letters」に掲載されました。
発表題目
掲載誌
Chemistry Letters | Oxford Academic
<概要>
カルバミン酸塩をCO2源として、プロパルギルアミンのカルボキシル化環化反応を行うことで2-オキサゾリジノンを合成した。これは銀触媒による基質アルキンとカルバミン酸塩の活性化が重要であることがわかった。このシステムは、少なくとも2個の窒素原子を含むアミンをCO2吸収剤として使用することが重要であり、それらのアミンを用いることで温和な条件でも反応実施が可能であった。
この技術は、CO2削減への寄与が期待されます。
2025年03月10日