R2_先端技術講習会ロボット-講習風景.jpg 工業技術センターでは、企業の皆様の「自動化促進」及び「省力化促進」を支援しています。今回、「先端技術講習会(ロボット):産業用ロボット基礎講座」を開催し、産業用ロボットの導入時に必用となる「安全」の基礎についての講習会を行いました。

日時

 令和2年8月24日(月)~8月28日(金)
 学科(2日)と実技(1日)の3日間の日程で実施。
       (実技は、5人ずつ3日に分けて実施)

場所

 和歌山県工業技術センター 
   学科:研究交流棟6階 紀ノ川テクノホール
   実技:オープンラボ棟1階 自動化実証室

内容

 産業用ロボットの操作(教示)や検査作業を行う技術者に対して義務付けられている、労働安全衛生規則第36条第31号及び第32号の規定による産業用ロボットの教示等及び検査等の業務に係る特別教育を実施しました。
(学科内容)
 ・産業用ロボットに関する知識
 ・産業用ロボットの教示等の作業に関する知識
 ・産業用ロボットの検査等の作業に関する知識
 ・関係法令

(実技内容)
 ・産業用ロボットの操作の方法 
 ・産業用ロボットの教示等の作業の方法
 ・産業用ロボットの検査等の作業の方法

 基礎講座修了後には、受講者全員(15名)に、特別教育修了証を発行しました。

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受講者

 ロボットシステムの導入提案、設計、構築等を行うSIer企業
 ロボット導入を考えているユーザ企業の設備及び生産技術担当

 今回の講習会は、「わかやま地域活性化雇用想像プロジェクト 地域産業活性化コース」の一環として開催し、県内の企業の皆様、15名の方にご参加いただきました。

 また、このセミナーの他にも多数のセミナーや講座を無料で開催し、企業の皆様にとって有益な情報をお知らせするとともに、技術的な支援を実施しています。参加できる人数が限られていますので、お申し込みはぜひお早めにお願いいたします。

 当講習会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し以下の点などに注意し、実施しました。

 ・風邪や発熱の症状がある方は参加しない
 ・主催者は、参加者の健康状態を確認する
 ・消毒剤を準備し、入退出時に手指を消毒する
 ・30分に1回以上、数分間程度の換気を行う
 ・参加者間に十分な距離を確保すると共に、会場内ではマスクを着用する
 ・講演者と参加者との間にアクリル板を設置し、飛沫対策を講じる