テクノリッジは、最新の技術成果をはじめ、産業技術・科学技術をわかりやすく紹介するため、和歌山県工業技術センターが技術情報誌として年3回、関連企業の方々に発行しています。
現在、県内外の企業や団体、約300社に送付しご愛読いただいています。
TECHNORIDGE(テクノリッジ)326号
特集 ―力学物性を測る―
材料や製品を引っ張る、曲げる、押しつぶす、ねじる等した時に「変形や破壊がどのくらいの力で起こるのか」を調べる試験のことを力学試験といいます。
本号では、力学物性値から何がわかるのかについての解説と、材料の力学試験の事例としてプラスチック材料及び皮革材料の試験、製品評価の事例として建具の実大試験及び食品の食感の測定について紹介します。
目次
- 巻頭言
- 力学的な物性値から何がわかるのか
- キャストフィルムを利用した簡易力学試験
- 皮革材料における力学試験
- 建具を「実大試験」で評価する
- 食感を測る
- 成形からの時間依存性 / 機器紹介
2021年03月01日