和歌山県工業技術センターでは、計算化学を活用した化成品原料等の設計の効率化を目的に「ケミカルスマートものづくりラボ」を整備しています。ラボに導入しているデータサイエンス関連ソフトウェアのご利用イメージをより詳しく知っていただくことを目的に、スマートものづくりセミナーを開催しました。

日時

令和4年12月22日(木) 14:00~16:00

開催方法

オンライン形式(Microsoft Teams)

内容 
  1. 概要紹介(14:00-14:10)
     ケミカルスマートものづくりラボ(ソフトウェア、利用環境など)の紹介

  2. 各ソフトウェアでの事例紹介(14:10-15:40)

(1)脂肪酸エステルの流動点・粘度及びエポキシ樹脂の誘電特性計算

- 分子動力学計算 -

地域資源活用部 山下 宗哲

(2)有機化合物の屈折率、誘電率等の予測モデル作成

- 機械学習(AI) -

化学技術部   森 一

(3)分析データに対する高度解析

- 多変量解析 -

化学技術部  大﨑 秀介

  1. 全体についての質疑応答など (15:40-16:00)

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Microsoft Teamsによるセミナー開催の様子


 本セミナーでは「ケミカルスマートものづくりラボ」に導入の各シミュレーションソフトの活用方法について、具体的な計算、解析事例等を中心に紹介しました。今回、9社11名の方にご参加いただきました。

 また、このセミナーの他にも多数のセミナーや講座を無料で開催し、企業の皆様にとって有益な情報をお知らせするとともに、技術的な支援を実施していますので、是非ご参加下さい。参加できる人数が限られていますので、お申し込みはぜひお早めにお願いいたします。