101年目を迎えて

所長 和坂貞雄 H27/12/16

 

 

 

平成29年4月吉日

和歌山県工業技術センター所長

和坂 貞雄

 

和歌山県工業技術センターは、平成29年4月より新たな100年に向けて始動いたします。

100年前、繊維製品の輸出促進を目指し、ブランド力を強化するとともに人材育成を図るために、和歌山県工業試験場として創設されました。以来、県内産業の変化に合わせて業務内容や組織を見直し、「ものづくり」を底辺から支える公設試験研究機関(公設試)として活動して参りましたが、101年目を迎えるに当たり、新たな取組へのチャレンジを開始します。

東京一極集中が加速される中で、地域雇用の促進を図り強い地域経済を取り戻すための努力をして参りたいと考えております。そのために、地域の特性を活かした地域に受け入れ易い技術開発、すなわち本県産業界が保有する特徴的な基盤技術を台木とする「技術の接ぎ木」による技術開発を行い、その中で重要な技術を「コア技術」として育成する、中長期的なスタンスでの技術開発に挑戦します。また、工業技術センターをより身近に感じて頂くために、企業の皆様方と共に活動できる場として「オープンラボ」の開設を急ぎます。

さらに、外部機関との連携を強化し、技術開発を加速化させ、また最先端技術の地方への移転も図って参ります。また、グローバル化に対応して、国内外の最新情報の収集能力の向上も重要と考えております。

和歌山県工業技術センターは、ものづくりを支える公設試として、喫緊の問題・課題の解決はもとより、中長期的なスタンスで企業の皆様方の安定成長・発展のために貢献して参ります。今後ともご支援の程よろしくお願いいたします。